第2回定例会が開催されました(2019年 6月)
大変遅くなりましたが6月に行われました第2回定例会につきご報告させて頂きます。主な審議案件は「北部地域活性化検討調査結果について」など産業建設委員会、「初期消火体制の強化について」「令和元年度台東区総合防災訓練の実施ついて」など環境・安全安心特別委員会にて報告審議されました。※写真は6月28日現在のものでオリンピックまで本日7月29日は361日です♪
☟主な審議内容をご報告させて頂きます。
6月4日(火)~28日(金)の間、第2回定例会が開催されました。報告審議されました内容をご報告させて頂きます。
<企画総務委員会>
・本庁舎上野側エレベーターの改修について:工事内容/対象 上野側3~6号機、4基連動機能維持、最新安全基準対応(耐震対策、戸開走行保護装置等)、音声案内ほか、1基3か月ごと工事、令和2年1月3号機より工事開始
・ラグビーワールドカップ(9月20日~11月2日)応援イベントの開催について:日本代表戦の大型ビジョンによる試合中継、10月5日(土)「日本×サモア」含む3試合、13日(日)「日本×スコットランド」含む4試合の2日間、正午~午後9時30分、御徒町南口駅前おかちまちパンダ広場、試合中継含む元ラクビー選手によるトークショー、子供向けラグビー体験 など
<産業建設委員会>
・北部地域活性化検討調査結果について:地域特性/人口)近年横ばいで高齢者が進行、産業)皮革産業が集積、空き家・空き店舗)空き家・空き店舗共に区の27%、簡宿・外国人ニーズ)駅や観光先への移動し易さと食や歴史文化が求められる、活性化手法/既存施設の活用によるリノベーション(ロンドン、ニューヨーク和歌山、熱海etc)、期待される新たな交通手段/空港連絡バス、舟運、シェアサイクル、低炭素小型モビリティ、ヒアリング調査/可能性と課題、機運醸成として民間事業者、専門家、関係機関など30件、様々な観点から関心を寄せられ、地域としても受け入れる意欲が高まりつつある、課題としてキャッシュレス化、新たな起業・事業活動支援、回遊性、情報発信、結果/小包跡地の先導的位置付け、跡地活用整備の詳細調査、跡地活用方針策定、今後/①活用方針策定の検討②まちづくりに必要な人材育成の勉強会③空港連絡バスにつき導入の調整と共に他交通手段の機運醸成の取組み
・通学路沿道における民間ブロック塀等の適合性調整の結果について:昨年6月大阪北部地震による痛ましい小学生ブロック塀倒壊事故をうけ区立小通学路民間ブロック塀適合調査実施、概要/1.2m超え650か所対象、期間H30.9~30.3月、結果/要調査453ヵ所中、要改善85ヵ所 など
<保健福祉委員会>
・区立特別養護老人ホームの今後の方向性について:施設全体の狭隘化や居住環境の志向変化対応のため再編成の実施、対応法/利用者影響の低減に配慮しつつ三ノ輪、蔵前、千束を再編成し旧竜泉中に新設、浅草は改修、台東は検討、谷中は改修済、旧竜泉中施設整備/考え方①特養の居住環境向上②認知症支援の充実③高齢者支援の充実④介護・フレイル予防の充実、イメージ/特養ホーム・ショートステイ・地域包括センター・認知症対応デイサービス等の移転+在宅介護の質の向上とレスパイト・事業者と従業員の資質向上・介護予防普及啓発、今後の予定/○旧竜泉中施設につき令和3年度までに計画・設計、5年度までに建設工事、6年度までに開設、○浅草につき元年度大規模改修内容検討及び入所者対応、2年度改修設計、3年度工事、4年度施設再開予定
・胃がん検診の実施方法の変更について:国の指針により実施されてきたがん検診につき平成28年の改正を受け新たに内視鏡検査の追加と対象年齢並びに検診期間の見直し、主な変更/X線検査の継続と内視鏡検査の選択制、40歳以上50歳以上、毎年偶数年齢時、10月より内視鏡検診開始 など
<区民文教委員会>
・町会加入及び町会活動等に関する意識調査の実施について:現状と課題/現状)コミュニティ意識の希薄化及び町会加入率低下、課題)高齢化等より役員後継者不足、集合住宅居住者の未加入、活動参加者不足など、概要/対象)①町会役員各3名597名 活動状況等、②区民 集合住宅居住2000名含む8000名 参加状況等、③マンション管理組合理事長1800名町会と協働について等、④外国人100名 認知状況等、結果を各町会配布活用、今後の予定/10月調査実施、12月集計分析、令和2年2月第1回定例会区民文教委員会報告
・幼児運動教室の拡大について:幼児の健やかな心と身体作りのための事業、柳北スポーツプラザにて新たに拡大実施(リバーサイドスポーツセンター、たなかスポーツプラザにて実施中)、年間2期(10~12月1~3月各7回、2、3歳児コース、4、5歳児コース)無料、10月より開始 など
<子育て・若者支援特別委員会>・平成31年4月保育所等入所状況について:認可保育所(区立、私立)2,708名、こども園(区立、私立)393名、地域型保育事業(小規模、事業所内、家庭的)262名、認可合計3,363名(対前年285名増)、認可外保育128名、認証保育所(区内、区外)242名、参考/企業型保育所33名、待機児童数79名(対前年104名減)
・認可保育所の開設について:認可保育所/東上野「(仮称)日生御徒町保育園ひびき」令和2年4月1日開設、定員60名(0~5歳)など
<環境・安全安心特別委員会>
・避難行動要支援者個別支援計画の作成モデル実施ついて:これまで平成27年度全体計画策定、名簿作成、避難支援関係者への提供、避難行動要支援者名簿登載車件数(平成31年2月現在)4,771件、概要⑴計画の位置付けと目的/内閣府「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針」により個別支援計画の作成及び管理に関するモデル実施⑵把握項目/避難経路、自宅状況、病状、避難支援者等⑶内容/ケアマネジャー、地域包括支援センター、相談支援事業所及び一般事業者へ委託し以下検証○作成手順の確認○申請者の内容精査○作成条件の確認、今年度モデル実施・検証、来年度に個別支援計画作成本活実施開始
・初期消火体制の強化について:平成30年2月東京都発表「地震に関する地域危険度測定調査」に基づき火災危険度ランク5及び4の地域に消火資機材整備、対象地域/台東3丁目、下谷2丁目、竜泉3丁目、鳥越1丁目、小島1丁目、千束3丁目、4丁目、浅草5丁目、東浅草1丁目、2丁目、日本堤1丁目、2丁目、清川2丁目、整備機材/希望器材(D級可搬ポンプ、スタンドパイプ等)、今年度整備地域/東浅草2丁目、日本堤1丁目、2丁目、7月以降意向調査、整備
・令和元年度台東区総合防災訓練の実施ついて:各地区町連輪番で開催される総合防災訓練、担当地区/清川地区22町会、会場/各町会一時集合場所、台東区リバーサイドスポーツセンター野球場、訓練想定/午前9時、首都直下大地震による区内相当被害の発生、シェイクアウト訓練ほか、日時/10月27日(日)午前9時~11時30分
・微細ミストの整備について:東京2020オリパラのマラソン競技コース沿道の暑さ対策並びに観光客等おもてなし環境整備、場所/浅草橋公園、駒形公園、雷門地下駐車場階段地上出入口塔屋、浅草文化観光センター令和2年3月整備、6月より稼働開始 など
<文化・観光特別委員会>
・下町風俗資料館のリニューアルについて:経緯/築38年による老朽化による大規模改修、検討委員会の設置、元年度基本計画策定、2年度基本設計・実施設計・展示設計、3年度リニューアル工事、4年度リニューアルオープン
・平成30年度台東区観光統計・マーケティング調査の実施結果について:期間/平成30年1月~12月、内容/観光地点等入込客数、来訪者パラメータ、宿泊客数、外国人モニター、結果概要/⑴年間観光客数5,583万人(外国人953万人)要因①査証発給要件緩和②訪日プロモーション③航空路線拡大、⑵消費額5,014億円(H28年2,672億)1人あたり8,982円(H28年5,279円)、⑶来訪回数初回5.6%2回以上94.4%、⑷台東区の印象①良い(上位3つ)日本人→施設、食事や買い物、賑わい、外国人→施設、食事や買い物、おもてなし ②残念(上位3つ)日本人→混雑、トイレ、景観やゴミ、外国人→混雑、案内標示、Wi-Fi環境 など
<交通対策・地区整備特別委員会>
・浅草橋周辺まちづくり検討について:平成30年度「浅草橋駅周辺まちづくり基礎調査」内容/①範囲JR駅東口周辺②調査項目○対象区域内の基礎データ収集・調査・整理○まちの現況調査○課題の整備③主な課題1、バリアフリー整備不足△利便性、快適性 2、観光案内所や広場がない△回遊性 3、隅田川テラスの狭い入口△視認性、江戸通り東側高架下の店舗不足△賑わい 4、屋形船への導線環境整備④方向性/駅周辺の魅力や拠点性向、問屋街活性化、隅田川や神田川の活用、今後の取組み/●必要な調査実施●地元関係者機運醸成●鉄道事業者との調整●まちづくりの方向性の具体的な整理 など
*定例会の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.city.taito.lg.jp/index/kugikai/honkaigi/reiwa1/2019teirei2/index.html