第1回定例会につきご報告させて頂きます。主な審議案件は企画総務委員会「ノーザンビーチ市(旧マンリー市)姉妹都市提携40周年記念事業について」ほか、産業建設委員会「高齢者住宅(シルバーピア)の新規供給ついて」ほか、保健福祉委員会「テレビ電話等機能付通信ロボット購入費助成の実施について」ほか、環境・安全安心特別委員会「令和3年度台東区総合防災訓練実施結果について」ほか等
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企画総務委員会
- 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業の進捗状況について:概要/⑴受付開始①住民税非課税世帯向け1月27日②家計急変世帯向け2月21日、⑵状況(3月28日現在)①非課税世帯約30,000件対象中22,800件弱受付22,714件給付②急変世帯約5,000件対象中120件受付57件給付、今後/4月~8月非課税世帯向け勧奨2回実施、6月上旬 令和4年度納税通知に急変世帯向けチラシ同封、9月30日受付期限、12月31日給付支給期限
- デジタル行政窓口の整備について:背景/区では電子申請の拡充を図っている。一方国は令和4年度マイナンバーカード保持者に転出・転入手続きのワンストップ化とともに子育て・介護の26手続きのオンライン「ぴったりサービス」での手続きを進めている。概要/⑴オンライン化の拡大 区の基幹システムと「ぴったりサービス」の接続のため、申請管理システム導入、ネットワーク整備とともに、子育て・介護の26手続き等オンライン化の拡大、⑵スマート窓口の整備【令和4年度~】①区HP「手続きサポートアシスト」の利便性向上⇒手続き場所案内充実や電子申請有無等周知内容の改善、②窓口滞在時間短縮のため予約実証実験、③転出・転入手続きワンストップサービスへの対応、【令和7年度~】システム標準化対応後、申請情報と基幹系システムとの処理時間短縮のための自動連携、今後/4月~電子申請手続きの拡大、サポートアシスタントの利便性向上、6月以降 窓口予約実証実験、令和5年1月~2月 転出・転入手続きワンストップサービス開始
- ノーザンビーチ市(旧マンリー市)姉妹都市提携40周年記念事業について:目的/2022年は姉妹都市提携40周年の記念の年、区民のオーストラリア文化への理解や国際理解とともに友好関係を深める意味でも記念事業を実施、内容/⑴パネル展11月19日~12月16日、浅草文化観光センター7階にて開催、⑵オンラインクッキング教室 ノーザンビーチ料理教室をオンライン開催とともに、レシピと料理動画をSNSで発信し参加者以外にも料理文化を提供、11月上旬開催、8月下旬~9月上旬募集 など
産業建設委員会
- 中小企業支援の充実について:中小企業グループ地域力向上支援/概要 区内事業の中小企業がグループやネットワークで行うビジネスモデルへの取り組みや活動の経費の一部を助成、新たな連携の効果的PR・販路開拓事業や持続可能な開発目標の実現を図る事業を対象、助成率(限度額)1/2(100万円)、予定件数3件、審査会による面接審査、啓発からアフターフォローまでのパッケージ支援等/概要 SDGs推進やデジタル化等に取り組む企業に啓発・相談・助成支援・アフターフォローまでの一貫した「パッケージ支援」、助成率(限度額、予定件数)1/2(SDGs推進支援20%上乗せ補助※審査会による書類審査及び面接審査①アトリエ・店舗出店支援120万円5件、②新販路開拓支援60万円3件、③新製品新技術開発支援120万円4件、デジタル化推進支援①インターネット店舗開設10万円30件、②キャッシュレス決済マルチ端末機導入5万円30件)、台東区経営持続化特別資金及び新型コロナウイルス感染症対策借換特別資金の受付期間の延長/期間 令和4年4月1日~9月30日、予定件数 各約500件、予定/4月各事業実施
- 通学路沿道ブロック塀等の早期改善に向けた支援策について:経緯/H30年度実施「通学路沿道ブロック等適合性調査」にて確認した早期改善を必要とする84箇所につき所有者等に対し助成制度の周知と共に改善を依頼、これまで改善済25箇所、課題/⑴塀の延長の長さから改善工事費用負担の大きさ、⑵狭あい道路に面し敷地後退部分に塀再設置が不可、支援策の改定/⑴「延長15m超かつ要改善」限度額100万円(1/2助成、4年~6年度)、⑵「狭あい道路沿道かつ要改善」限度額40万円(4/5助成、4年度)※継続、5年~6年度1/2助成、⑶「通学路沿道かつ要改善」等 限度額40万円(1/2助成、4年~6年度)、⑷「通学路以外の改善」限度額15万円(1/2助成※継続、4年~8年度)、今後/4月改定支援策開始
- 高齢者住宅(シルバーピア)の新規供給について:概要/橋場1-10-6、鉄筋コンクリート造12階、28戸(うち27戸借上げ予定)、所有者は宗教法人玉蓮院、令和4年9月~令和6年1月工期予定、借上げ期間20年間、開設/令和6年4月予定 など
保健福祉委員会
- テレビ電話等機能付通信ロボット購入費助成の実施について:目的/コロナ禍での会話機会が減られた高齢者等のコミュニケーション支援のためテレビ電話等機能付通信ロボット購入費の一部を助成、対象/商品)以降の要件に該当、インターネットと接続・別居家族等と双方向通信・テレビ電話等機能付・容易な音声操作等機能付・個人購入可能機器、対象者)以降の要件に該当の65歳以上の区民、日中又は夜間に一時的なものも含め一人暮らし又は高齢者のみの世帯・機器の設定及び操作可能・機器利用先の家族のいる方、補助内容/30,000円上限、1/2補助率、1台/世帯、開始/4月
- ICTを活用した高齢者の状況確認モデル事業の実施について:目的/地域包括支援センターの高齢者状況確認活動でのICT活用の検証、感染症流行時など高齢者宅訪問での感染リスク軽減等、方法/高齢者宅に通信機能付電球の設置※モデル事業でのメール受信先は各地域包括支援センター端末、⑴親族等が近隣居住のないお一人暮らしや介護サービス未利用の高齢者の中から抽出、⑵センターが対象者または親族等に設置申請・同意を徴取、⑶高齢者宅に電球1か所設置、⑷メール受信時に訪問等により状況確認、検証/この事業に効果的高齢者状態像の把握、手法の効果や課題確認、利用者意見、開始/4月運用
- HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の積極的勧奨の再開に伴う対応等について:経過/重篤な副反応報告のため平成25年6月14日より定期接種の勧奨を差し控えていたが、これまでの継続的議論や最新の知見を踏まえ安全性や接種有効性が副反応リスクを明確に上回り、国は全国自治体に令和3年11月26日、平成25年勧告を廃止し個別勧奨の実施を通知、更にこの間の接種機会を逃した方に時限的に対象年齢外でも実施(キャッチアップ接種)、概要/小6~高1相当の女子※通常 中1、2価ワクチン1回目から1か月後に2回目6か月後3回目、4価ワクチン1回目から2か月後に2回目6か月後3回目、23区内協力医療機関にて接種、無料、再開対応/⑴対象①4年度⇒中1~高1相当の女子でこれまで予診票交付のない方、②5年度以降 中1女子、キャッチアップ概要/対象9年度~17年度生まれの女子、4月~令和7年3月実施、周知/対象者に個別送付
- 医療用ウィッグ及び胸部補整具の購入費等助成について:目的/がん治療の外見の変化に対し心理的及び経済的な負担軽減による療養生活での課題を支援、概要/脱毛や乳房切除等によるウィッグ及び補整具が必要の場合に以下の要件で助成、⑴がん診断され治療に伴う脱毛等によりウィッグ及び補整具等を必要とし他の事業にて同種等の助成を受けていない区民、⑵ウィッグ及びウィッグ用ネットや補整用シリコンパットならびに補整下着等を対象、⑶購入費やレンタル費用のうち補助率1/2もしくは上限3万円の少ない金額を対象、⑷上限金額に達するまで複数回可能、開始/4月
- 新型コロナウイルスワクチン接種スケジュール等について:3回目追加接種/加速の取組みとしてファイザーワクチンの花川戸一丁目施設における接種拡大や永寿総合検診・予防医療センター及び希望の診療所でのモデルナワクチン接種実施、3月末までに谷中防災コミュニティセンター(3/20)や花川戸一丁目施設(3/27)及びたなかスポーツプラザ(3/31)会場を修了し、4月以降は病院や診療所とともに台東一丁目区民館にて実施、発送スケジュールは4月以降に4,400人を対象に2回目11月以降接種者に毎月順次発送、路上生活者に対し4月24日城北労働福祉センターにて接種、小児接種/⑴5~11歳の約8,300人の区民に対し小児用ファイザーワクチンを間隔を3週間空けて2回接種、⑵3月7日以降に区内8か所の診療所や台東病院、永寿総合病院、浅草寺病院ほか上野区民館、寿区民館等にて実施、開始/3月7日小児接種、19日上野区民館、寿区民館、26日谷中防災コミュニティセンター など
区民文教委員会
- 転出・転入手続のワンストップ化について:目的/マイナンバーカードの利便性向上の観点から住民基本台帳法の一部改正により、カード保持者がオンラインで転出届及び転入予約とともに転入自治体の事前準備による転入者の負担軽減や手続き時間短縮など住民サービス向上及び事務効率化を図る、内容/手続きの流れ ①住民の転出届・転入予約(カードによるマイナポータル電子送信)②転出地自治体の転出届処理③転入自治体に事前通知④転入準備⑤住民の転入届(来庁しカード提出)、予定/10月~システム整備、令和5年1月~2月ワンストップ実施
- スポーツの祭典の実施について:目的/オリパラの競技種目をはじめ様々なスポーツの体験イベントを開催し東京2020大会のレガシーを創出、内容/⑴パラリンピック編8月20日パラアスリートを招聘し様々なパラスポーツの体験会の実施、⑵オリンピック編10月10日オリンピック種目を中心に区内スポーツ団体との連携やアスリートとともにスポーツ教室や体験会の実施と併せて会場の無料開放も行う など
子育て・若者支援特別委員会
- 養育費受け取り支援事業について:目的/養育費受け取り状況は半数取り決めもなく受け取りも約2割、ひとり親家庭の安定生活のための支援、内容/⑴事業周知と意識啓発、⑵相談支援①自立支援員による「養育プラン」作成支援②区離婚相談支援や都等専門相談支援、⑶公正証書作成等手数料補助①対象は離婚世帯の父母やひとり親の母、父②対象費用は公証人手数料や調停申立ての印紙代等③金額は上限3万円とし費用の合計額※1人1回限り、開始/4月
- 子育て短期支援事業の見直しについて:現状/一般ショートステイ及び要支援家庭対象ショートステイの対象年齢が限られ、児童福祉法の定める18歳未満児童のうち一部利用出来ない状況、更に保護者の急遽入院時対応の緊急ショートステイも未実施、概要/2歳~18歳未満対象一般及び要支援、緊急ショートステイを実施、⑴事業者4年度扶助者聖母会、5年度友興会、⑵場所4年度児童養護施設星美ホーム(北区赤羽台)、5年度児童養護施設クリスマス・フォレスト(荒川区荒川)、⑶変更内容は年齢拡大と手続きの簡略、開始/4月
- いっとき保育事業の拡充について:現状/対象年齢が満1歳からとなっているが、アンケートからも約7割の方が0歳児からの実施を希望、概要/対象年齢生後6か月以上の0歳児に拡充、ほうらい子育てサポートセンターにて、定員1時間あたり2人、利用日時は月~金10時~16時(1時間単位1日4時間まで)、開始/4月
- 私立幼稚園入園料等補助金について:概要/これまでの入園祝金を拡充し「入園料等補助金」として幼児教育振興、内容/⑴入園料等補助金100,000円、⑵対象経費は入園料に施設維持費等の納付金も加える、予定/4月事業開始、6月に園に申請、8月に口座振り込み など
環境安全安心特別委員会
- 令和3年度台東区総合防災訓練実施結果について:日時/令和3年11月28日(日)8時半~12時、場所/区役所、区民事務所、分室、地区センター11か所、避難所17か所、目的/発災時応急対応力強化を主眼に実践的訓練を特化、参加者/466名(避難所運営区民162名、警察、消防、交通機関、東京電力等防災機関等47名、区職員257名)※シェイクアウト訓練のみ1,894名、内容・成果・課題※①内容、②成果課題/⑴災害応急対策本部訓練①参集、開設、情報収集、伝達、広報等、②情報管理方法の混乱のため今後改善、充実、⑵避難所開設訓練①参集、開錠、避難所運営キット確認、特設電話使用、防災無線使用等、②開錠、開設、受入等検証確認習得とともに、運営委員によるキット活用訓練の実施、⑶関係機関連携訓練①情報連絡員受入、伝達、共有等、②連絡員により各署から多くの情報とともに優先業務の理解が得られ、平時より情報共有の強化が必要、来年度/実践的訓練の必要性の認識を踏まえ、更に連携の充実とともに実施
- 公衆喫煙所設置費助成について:目的/開放可能な喫煙所の設置運営費用の一部助成による区内非喫煙者や喫煙者の快適な生活環境の実現、内容/⑴設置費用①対象者は区内に土地建物を所有もしくは使用している者、②経費500万円(10/10)を上限に工事費、設備費等設備経費、③令和4年度予定件数2件、⑵運営費用①対象運営者は㋐⑴の設置費用助成受給者、㋑区から指定を受けた民設既存の喫煙所、②各年度90万円(10/10)を上限に設備保守費、保険、清掃等維持管理経費、③期間5年間、④令和4年度予定件数6件、要件/運営につき無料利用、一日8時間以上及び週5日以上、5年間以上等、場所につき人通りが多く区が必要と認める場所、設備につきコンテナやトレーラー型につき要件あり、排気装置、脱臭機、床面積等、ほか標識等、開始/4月運用 など
文化・観光特別委員会
- 台東区コレクション展について:概要/若手芸術家の育成・支援を目的に、昭和56年度より東京藝術大学の卒業制作作品を収蔵しており、このほどこれらの作品を多くの方々に鑑賞していただくため大学の協力を頂き展覧会を開催、内容/⑴タイトル「第6回台東区コレクション展」、⑵会期 令和5年5月中旬~6月中旬、⑶会場 東京藝術大学大学美術館、⑷展示 平成28年度以降の区長賞受賞作品含む40作品程度予定、⑸入館無料、⑹主催 台東区、東京藝術大学
- 台東区の観光復活に向けた方針の策定について:趣旨/アンケートや団体ヒアリングとともに「旅行者ニーズの変化」を踏まえ、アフターコロナへの観光振興の戦略的施策を体系化、方針/「今後の区政運営の展開に関する考え方」を基本とし次の3つの方針のもと策定、⑴区内観光事業者の「稼ぐ力」を高める 〇施策 区内文化・産業・観光分野のコンテンツの旅行商品化を後押、国内外の旅行代理店・OTAとの連携し販路の拡大等、⑵区民の生活向上を意識した観光基盤づくり 〇施策 事業者向け「おもてなし講習会」やセミナー等を開催し接客力や経営力強化の推進、区民生活を尊重しながら観光機能の充実を進め居住者や来街者共に心地良い環境の創出をする“まちづくり”の推進等、⑶誘客分散と量から質への転換 〇施策 コロナ時代の新たなニーズを踏まえた観光プロモーションを展開、国内外の修学旅行誘致を進め将来のリピーターの推進等、ほか感染レベルに応じた取り組み、公表/3月方針策定 など
交通対策・地区整備特別委員会
- 台東区循環バス「めぐりん」の実証実験の終了及びバス停留所の新設について:経緯/平成30年より、台東病院へのアクセス(北、南めぐりん※以下略)、柳橋地区延伸(南め)、日医大病院へのアクセス(東西め)等実証実験を行い、概ね定時運行の確保を含め利便性の向上が図られ、一部区間距離是正の停留所新設の上で実験終了、3か所新設(ルート変更なし)/⑴南め①大正小学校付近②菊屋橋(都バスと共用)⑵①浅草雷門(都バスと共用)、開始/7月新停留所運用
- 谷中地区景観形成の取組みについて:経緯/「谷中地区地区計画」を策定し、「谷中地区景観形成ガイドライン」の検討とともに、経年建物の詳細調査、所有者意向調査を進めている、意向調査結果/⑴目的 建物調査を踏まえ意向調査により国等の制度活用の検討を目的、⑵対象(回答率)寺院建造物68件(89.7%)、一般建築物86件(50.0%)、⑶結果 対象の約7割で建物の存続、約3割で国の補助制度利用意向、寺院の約3割が門や塀等にデザインルールの必要性認識、今後は制度説明や建築法令相談による理解向上が必要、4年度内容/⑴朝倉彫塑館通り沿道地区をモデル的に「街なみ環境整備事業計画」の検討作成、⑵「谷中地区景観形成ガイドライン」の周知とともに、景観形成の機運醸成に努める、予定/令和4年度 事業計画の策定、国の認定取得、令和5年度 事業開始 など
※定例会の詳細はこちらをご覧ください。併せてユーチューブの録画動画からも審議内容のご確認ができます。
令和4年第1回定例会の会議結果 台東区議会ホームページ (taito.lg.jp)
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