9月12日~10月26日までの期間、第3回定例会並びに決算委員会が開催されました。
主な審議案件は「中高層建築物の建築紛争に関する取組の検討状況について」ほか産業建設委員会、「新型コロナウイルス感染症病床確保支援について」ほか保健福祉委員会、「令和5年度台東区総合防災訓練の実施について」ほか環境・安全安心特別委員会など
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<決議内容>
企画総務委員会:
・令和5年度事務事業評価の結果について:概要/①目的 事業の必要性やコスト、課題等を評価、行政資源を効果的、効率的に活用のため業務改善し、結果を公表し区民への説明責任を果たす、②留意 4年度行政計画や個別計画との整合を図り適切に実施、BPRの視点も取り入れ評価、結果/①対象事業300事業、②内訳 拡大34事業11.3%(前年6.9%)改善25事業8.3%(14.5%)維持241事業80.3%(78.3%)縮小0事業0%(0.3%)廃止終了0事業0%(0%)、③特徴・新型コロナにより目標に達しなくても内容変更や代替実施などの視点を加味し評価・5類移行に伴い事業のあり方を検討等により拡大事業が増えた・BPRの視点より簡素化や自動化の検討実施など業務見直しを実施、※例[集団回収支援]実績報告書に電子申請を導入し入力作業時間を短縮、[高齢者健康づくり]教室申込書をAI-OCRで読み取り処理に改善、[産前産後支援ヘルパー]ICT活用の事務効率化のためRPAを開発予定、評価結果の周知/区ホームページ、広報たいとう等 など
産業建設委員会:
・台東区経営持続化特別資金の受付期間の延長について:理由/新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響により、厳しい経営状況が続いていることから、引き続き資金繰りを支援し経営の安定化を図る、延長期間/9月30日~2024年3月29日、予定件数/200件、対象者/直近1か月売上高減少の事業者※1事業者1回、その他/経営サポート相談の販路拡大や事業継承等含め体制強化、関係機関に出張相談
・中高層建築物の建築紛争に関する取組の検討状況について:背景/建築主と近隣住民による紛争が続き、長期化事例も少なくない中、適切な対話を促進し相互理解を図り、建築紛争の発生抑制と紛争時に円滑解決のため今後の取組につき検討、これまで/①条例のもと、高さ10m超え計画につき建築主に標識設置や近隣住民への説明を義務付け、指導や双方の調整、②早期周知の指導要綱のもと、近隣に学校等がある高さ15m超え計画につき建築主に早期標識設置や近隣住民への説明会を義務付け、プライバシー配慮や交通安全対策に取り組む、状況/①現行条例につき、高さ31m又は延べ面積3,000㎡超え計画につき説明会の義務付けを追加、②現行条例につき、双方の適切な対話促進のため話し合い確保に関する規定明記、③学校等の配慮につき、要綱規定の条例への移行及び一体的な運用、今後/第4回定例会条例改正議案提出、2024年4月施行 など
保健福祉委員会:
・生活保護の現況について:2023年6月現在6,679世帯7,134人(対前年418人減)保護率3.27%下降傾向、令和4年度申請件数788件(対前年230件減)、保護廃止理由で就労4番目86件(全体の8.0%)
・新型コロナウイルス感染症病床確保支援について:目的/入院が必要な区民のための病床確保、対象/永寿総合病院東京都新型コロナウイルス感染症入院重点医療機関、補助額/36,000円/1日、期間/10月1日~2024年3月31日 など
※(仮称)北上野二丁目福祉施設基本計画中間のまとめについては子育て・若者支援特別委員会とともに報告
区民文教委員会:
・特別支援学校に在籍する区内在住者への給食費支援について:経緯/2023年1月から緊急支援として区立小中学校給食食材調達を全面支援し保護者負担なし、区立以外の学校は対象外だが、特別支援学校在籍の区内在住児童、生徒は区外学校に通学、区内小中学校児童、生徒同様、保護者負担軽減を図る、方法/支援案内を区公式HP掲載、対象者へ個別通知、申請に対し支援、期間/2023年4月から遡及適用、今後/2024年2月~申請受付開始順次支給
・池波正太郎生誕100年記念事業について:目的/記念事業を充実し功績や作品の世界観の更なる発信と、その魅力を後世に継承、概要/⑴特別映画上映会「仕掛人 藤枝梅安 第一作」解説時代劇研究家12月11日生涯学習センターミレニアムホール、⑵パネル展示、写真や著作本、原稿や絵画等12月本庁舎や生涯学習センターほか など
子育て・若者支援特別委員会:
・(仮称)北上野二丁目福祉施設基本計画中間のまとめについて:趣旨/松が谷福祉会館の移転・機能強化と妊産婦、子供や若者の支援を通じ、障害福祉施策と子供施策のより一層の推進を目指す。基本計画では、基本構想を踏まえた新施設のコンセプトを明確化し、運営に関する基本的な考え方等を示し、「誰一人取り残さない」社会の実現に向け取り組む。コンセプト/誰もが繋がり安らぐぷらっとスクエア、機能/障害者支援、児童発達支援、子育て支援、教育支援、若者支援の5つの機能を集約し、「総合相談窓口」と「交流の場」を通じ繋がることで切れ目のない支援を実現、情報連携、規模・仕様/整備スケジュール⇒5年度基本計画策定、6年度~基本設計・実施設計、8年度~建築工事、10年度新施設開設、運営/主体)全体は区直営を基本、各支援分野は各々運営主体を定める、今後/9、10月関係団体、地域へ説明、第4回定例会基本計画最終案報告 など ※保健福祉委員会にても報告
環境安全安心特別委員会:
・令和5年度台東区総合防災訓練の実施について:これまでの成果と新たな取り組み/情報整理により情報処理を停滞しない体制の構築、初動対応時の職員の動きや役割の定着と新たに各部の情報整理、資料作成を含めた災害対策本部会議開催までの確認訓練、概要/11月12日8時30分~17時開催、休日に台東区震度6強の都心南部首都直下地震発生を想定、第1部(発災~4時間までの訓練、8時半~12時半)災害応急対策本部及び災害応急対策地区本部開設運営訓練、避難所開設訓練等、ほかドローン訓練(新規)、本庁舎、区民事務所、ほか避難所11か所、職員200名、区民300名、関係機関40名程度参加、第2部(発災後4時間~災対本部会議開催までの訓練⦅新規⦆、13時~17時)各部の災対本部会議のための情報整理、資料作成、災対本部会議開催訓練、本庁舎10階、職員150名程度ほか
※休日訓練等、実践的訓練の推進は公明党区議団にて予算要望書等より毎年要望し実現しました。
・プラスチック分別回収事業の実施方法について:方法/モデル実施の課題を踏まえ、分別し易さを考慮し、品目ほか様々実施方法を定め、7年度全域実施に向け準備、①品目 プラマークのあるもの、長辺30㎝未満の全てプラ素材製品、②排出場所 建物ごとの戸別回収 約34,000件、③方法 袋出し・容器出しの併用、④週一、⑤資源化手法 リサイクル協会へ再商品化委託、⑥周知 内容)必要性や意義、効果、回収開始及び先行地域設定等、方法等、ツール)地域の住民説明会、集合住宅説明会、ゴミ出しカレンダー等配布媒体活用、区ホームページ、SNS、啓発動画等、その他)多言語対応の充実、台東区ごみの分別ガイドAIチャットポットの活用、今後/令和6年秋一部地域実施、令和7年度全域実施 など
文化・観光特別委員会:
・「江戸まちたいとう芸楽祭」の第5回開催結果及び第6回の開催について:概要/目的)本区の芸能や伝統文化を支援し、区民や来街者が気軽に触れる機会を充実させ継承や発展を目指す、第5回結果/中高生ステージやまちかど映画会、演劇、ビートたけし杯など6イベント10会場、延べ3,946人来場、第6回内容/開催期間)10月~令和6年2月、中高生ステージや各種ワークショップ、演劇、まちかど映画会、寄席、ビートたけし杯の6イベント、10会場ほか
・大河ドラマ「べらぼう」の活用に向けた取組について:目的/2025年NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に決定、主人公蔦屋重三郎は1750年吉原生まれ育ちで江戸メディア王として台東区が物語の舞台、官民協働の活用推進協議会を発足し取り組む、内容/①周辺人物と文化資源の掘り起こし、②先行自治体の調査、③講演会等開催、④活用推進協議会発足、今後/2024年2月協議会発足、第1回定例会 委員会報告、2025年放送開始 など
交通対策・地区整備特別委員会:
・観光バス対策の実施状況について:駐車場利用状況/令和5年度実績)4~7月16,187台、1日平均133台、最盛期比較6割、乗降場利用状況/乗車場)令和5年度実績4~7月11,542台、1日平均台数95台、最盛期比較5割、降車場)令和5年度実績4~7月13,868台、1日平均利用台数114台 など
令和5年第3回定例会の会議結果 台東区議会ホームページ (taito.lg.jp)
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