2月25日（土）東京都人権プラザ分館にて人権啓発映画会に参加しました。1974年足尾鉱毒事件での田中正造を描いた作品「襤褸（らんる）の旗」と1960年亀井文夫制作ドキュメンタリー作品「人間みな兄弟 部落差別の記録」を鑑賞し改めて人権問題の勉強をさせていただきました。
特権階級が権力を笠に着て政策に邪魔な農民を相手取り「呑百姓」と罵りながら悪政を敷く惨さや、昭和の時代になおも続いた部落差別の実態の模様は、映像としてしっかりと脳裡に焼付きました。そして今もなお続く部落差別解消のため精進していく決意を改めてさせていただきました。映像の中から支えあう人間らしさの素晴らしさと、その土地に生きる人たちをどこまでも守り抜く一人の政治家の姿も勉強させていただきました。
上映の合間に分館の展示室も観させていただきました。
※国では昨年12月に、国や自治体に教育・啓発などを求める「部落差別解消推進法」が成立、施行されました。
https://www.komei.or.jp/news/detail/20170121_22699