先月9月に根岸の区立書道博物館に一般質問の準備も兼ねて伺いました。本年は創設者でもあり、収蔵品や博物館寄贈者でもあられる、中村不折氏ご生誕150年であります。これまで展示会ごとに通う中、文化庁では重要文化財など取り扱う施設が、煩雑な事務作業を何度も同じような手続きの簡素化ための「公開承認施設」の制度があることを伺いました。今回の質問は、書道博物館はおおよそ該当しているのではと思われるので区長に対し、この節目の時に「公開承認施設」にするべきではと質問させて頂きました。現在区では、該当されるか研究されているそうです。認定後は、これまで以上に沢山の重要文化財が鑑賞できる機会が一気に増えると同時に、不折氏の「芸術は、いろんな人に見てもらえるように広く公開されなければいけない」との史上2番目に私立博物館として認められた歴史ある施設の設立構想に応えるものと確信いたします。
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