池波正太郎作品の挿絵を描かれた、昨年10月にお亡くなりになりました挿絵画家、中一弥氏の追悼企画展(5月18日まで)と、郷土資料室で行われている「所蔵資料で見る谷中五重塔」企画展(6月12日まで)に伺いました。記念文庫に入り「余裕ある時代の人々」の中の「人間味は、江戸時代のゆとり、融通のきいた時代の産物」との言葉が特に印象的に心に残りました。改めて中氏から池波正太郎氏の懐の深さと、出会いや物事の意味合いの大切さを教えて頂きました。また、五重塔焼失の際の「美しいだけに火事にかかりそうな気がして・・」との幸田文氏のくだりが大切な物への思い入れの深さを感じさせていただきました。熊本、大分のことがやはり頭から離れませんが、日々、一瞬一瞬必死に生きる大切さを改めて感じながらの鑑賞となりました。
https://www.city.taito.lg.jp/index/event/shogaigakushu/01579126201.html
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